ジャズからエルトン・ジョンを含むポップスからフィメール物等々の大量のセッションを
えろえろとせっせとこなしていたクリス・スペディングですが・・・
持ってない盤わ華麗にすっ飛ばして・・・
ここに来てついにロキシー・ミュージック界隈との接点がー
. Eno – Here Come The Warm Jets(’73 Island / Polydor)
てか
この時点でイーノってロキシーからもう脱退してるが気するんだが・・・
クリスはA-1″Needles In The Camel’s Eye”と
A-2″The Paw Paw Negro Blowtorch”の2曲でのギター演奏にクレジット
ここでは完全にジャズやブルーズのイディオムから脱却し
トワンギンで無意味気に幾何学的かつスッカスカという後のスタイルに近い奏法を確立したもようです
我想うに
イーノ自体が旧来の音楽の流儀を無視して絵画的とも云える無茶な演奏をする人だった故に
それに引きづられる形で魂が開放されたとも言えようもん
(あくまで個人的見解です)
ふぅ
とにかくフュージョンやクロスオーヴァー方向に向かわなくてよかったですわー
んで
例によってわざわざ小生が書く事もない著名アルバムなんで内容は省略しますが
同時期の様式的プログレあるいわもっさいハードロックとは一線を画し
既に後のニューウェイヴの下地/規範となったと云える
例えるならオーパーツに近い未来的モダーン・ポップとなっています
強いて例えるとヴェルベットのメロの感じを電子化したっぽいかな
他の参加メンバーは・・・
●ロキシー/キング・クリムゾンからの要はEGグループ勢
●フィル・マンザネラ(ロキシー/クワイエット・サン)系のカンタベリー人脈
●クリスの結成したバンド=シャークス系
●何故かホークウインド村の住民
だいたいこんな感じのメンバーを集めて構成されています
A-3の有名曲”Baby’s On Fire”他の2曲にロバート・フリップがクレジットされていますが
やはり彼のギター・ソロは別格すなぁ