前述King Crimson/Kokomo以外にCamelや来たるGlastonbury Fayre参加バンドのFamilyなぞ
この後貼って行くプログレッシヴ・ロック全般に絡んでくるので
今ここで彼の残した作業についていちいち立ち止まってはいられないワケだが
誰も興味ないながらちら〜っと意外なセッション参加盤をチェケラーしてみたい
. Chili Charles – Busy Corner(’74 Virgin カセットは’73年)
Chili Charlesの1stソロ作
チリ・チャールズはカリブ出身の黒人ドラマー/ピアニストだが
セッション・ワークだけで特定のバンドには参加してはいないようだ
多分一般的には誰も知らないレベルのオブスキュアなミュージシャンながら
ジャンルを跨いで幅広く有名アーチストの著名作に関与している実力者なのだ
んで
ヴァージン初期作という事でゴキ兄も予想されるであろう事に
こんなかわゆす愉しげなイラストのジャケでも・・・
割とシリアスなジャズ・ロックが展開されているレア・プログじゃナイッスか!
しかも
メル・コリンズに加えての〜・・・
ベースにボズ・バレルが参加
要は
キング・クリムゾンでロバート・フリップと対立してはじかれた堕ち武者達が
憂さ晴らしにこっちに流れていたという裏キンクリ史上における重要盤なのだ〜〜〜!
(あくまで個人的見解です)
他の面子はオシビサとかオリンピック・ラナーズとかアフロ/ファンク系て事で
サウンド傾向はお解りいただけただろうか
ま
ボブ・天地やクライブ・炒飯達の前述ハミングバードみたいな感じと言いま唱歌
チリ・チャールズは謙虚な性格のようで
リーダー・アルバムなのにソロやオカズを叩きまくったりもせずあくまで曲/アンサンブル重視
終盤ドラムの出番無しのカントリー・ブルーズになっちゃう場面もあってこっちが心配する程だ