マイク・オールドフィールドがゲストで演奏した

プログレッシヴロックはパンクロック

もう一つのパンク/NW系バンドが・・・スキッヅだ

 

.      Skids – Joy(’81 Virgin 4thにしてラスト作)

 

A-5『Lona』にシンセで参加

スキッヅは人脈的にはセックス・ピストルズ傍系のスコティッシュ・パンク・バンドで

後のビッグ・カントリーのサナギだが

その独自性故に現在最も評価されていない77パンカーとして知られている

(あくまで個人的見解です)

 

英国ロックが米国ロックと最も異なる点の一つである

ケルト音楽由来のバグパイプ風ノリ(メロ)を

(この辺りの伝統音楽ジャンルは詳しくないので”バグパイプ”で押し通します)

あえて積極的に取り込んだアイデアが抜群に斬新で天才的なのだが

1〜3枚目まではあくまでもロックなビートをキープしつつのバグパイプメロでダンシンだったのが

この4枚目ではもうパンカーの名刺をバッサリ捨てて

トラッド/ワールド・ミュージック・バンドに転向した勢い

もうペンタングルやスティーライ・スパンからアルビオン・ダンス・バンドなんかののエサ箱に

突っ込んだ方が相応しいレベルのフォーク・ミュージックと成り果てており

あくまで個人的妄想だけど解散が見えたからハメはずして一番演りたい事演ってみたって感じなのかな

(日本盤無し)

 

んで

そのトラッド性/前衛性故にマイク・オールドフィールドも興味を持って参加したと思われ

勿論Skidsもマイクもヴァージン・レコーヅ所属のアーチストという関係もあるじゃろうが

ただし

どこでフェアライトCMIが鳴ってるのかよくわからないんだが・・・

(↑お前またかよ! てかつべでデジタル音源を聴いたらわかった)

 

その後

スキッヅが試みたバグパイプロックはビッグ・カントリーとなって

ポップ感/完成度/アンセム性を磨き上げ国民的いや大世界的なバンドとなって大成功したのでR

ちょっとサザーランド・ブラザースの『セイリン』を思わせる

(ロッド・スチュアートver.ではなく)

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