ポストパンクも7″だ!

プログレッシヴロックはパンクロック

(なのかな??)

そんな

This Heat 2ndのプロデューサーであるトコロのデイヴィド・カニンガムは

 

.     The Flying Lizards – Money(’79 Virgin 7″)

 

でこの世に知られるようになった

(『マネー』は2ndシングル Summertime Blues(’78)が1st)

この’50年代の古いモータウン・ヒット・ナムバーを徹底的に諧謔的にいじり倒して

あえてリズムを狂わせたりいかにも音楽経験の無さそうな女性(モデル)が無感情に歌うような表現は

あまりに独創的で斬新だったが

パンクのフィルターで原曲の価値や意味さえ変えてしまう手法は

同じヴァージンのDevo『サティスファクション』等でも聴かれるので特に最新というわけでもなかった

やはり

コンピューター・ゲーム的なおもちゃサウンドやドラムスの代わりにダンボールを叩くような

従来以上に”おばか”性が抜きん出ている事で注目を集めたのではないだろうか

このお笑い指向はシリアスなディス・ヒートとは相反するものだが

音響的なプロダクションへの意識に共通する世界観があったんだろうなぁ•••

 

B面は”MONEY B”と同曲っぽいけど•••

本物のレゲエと同じようにA面のインスト・ヴァージョン(語りアリ)で

ベースがぶっとくリードするアルバム未収録のぶっとんだDubになっているので

これわ買わなくてはならないレコになりますとバイ

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