ヘヴィー・サイケやスペース・ロックといった

プログレッシヴロックはパンクロック

方向性を持ったバンドが多いGlastonbury Fayre出演組の中でわ

最もそういったぶっ飛んだプログ臭の感じられない・・・むしろ逆とも思えるバンドではあるが

書籍『パブロック革命』によれば彼ら(特にニック・ロウ)は常にドラッグでフラフラで

例えば『シルバー・ピストル』辺りではもう(銃で)死にそうの程だったらしいので(うろ覚え)

アシッドラリパッパ仲間の祭典という点では違和感がないバンドなのかも知れんし

参加バンドの多くが後にStiffと関わりを持つ事を鑑みれば最も中心的なバンドと見る事も出来る

 

       Brinsley Schwarz – Same(’70 UA/Capitol)

※ブリンズレイは3回目なんで・・・飛ばしていこう

今聴き直すと結構演奏が荒削りでアンサンブルや歌/ハーモニーも雑なんだが・・・

だがそれがE

とにかく

リリカルで涙チョチョ切れるイギリスでしかありえない繊細な憂いにとんだ

大味でぬくぬくしたアメリカ田舎風ロックを目指すフォーキーサウンヅの数々

ただし

ちょっとだけ妙にヘヴィー/ハードな部分があって

この時代誰もがハードロック方向に傾いてしまったモノではあるのだが

例えばグラム・ハードの代表的バンドであるトコロのモット・ザ・フープルの迷走期→

モットもカントリーに近づいた『Wildlife(’71 4th)』を彷彿させるモノがある

“Wildlife”は特に人気盤とも思えないのに何故か昔から妙にお高くて買えてないんだが

例えばライヴでの熱狂的ロケンローが暴動になったというMott The Hoople

かつてカントリー・ロックに寄って行った事に違和感を感じるゴキ兄もいらっしゃるであろうが

(WildlifeでもBラスのカヴァー曲『Keep A’Knockin’』のライヴでそんなノリの片鱗を伝えている)

Vo.のイアン・ハンターがUKのボブ・ディランだった事を思えば

彼らがBrinsley Schwartz同様に英国のThe Band的な方向性を模索するのは自然な流れとも思える野田

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