シングル盤だ!
(何十回目だよ)
. Snatch – All I Want / When I’m Bored(’78 Lightning)
スナッチがザ・フライング・リザース化する以前のまだピュアなパンクだった頃の2nd 7″で
まさに初期パンク魂炸裂のヘイトでニヒルなフィールがスクィーズされた傑作45s
タイトル曲はひたすら単純なリフのリフレインでパーリー感もあるが
ギターソロとか無視でタイトルを訴えかけるだけのミニマム・ミュージックとも言える
そんな殆ど間奏無しで呑気に一気に完走した後ラストがちょっと寂しげに終わるのもイイ
ジャケは角度を変えるとキラキラ表情が移ろうホログラム印刷?で妖しいバンドのキャラに合致
B/W曲はちょっと破壊的で非音楽なダダイズムのアート感があって
急にパンカーになったようなニワカガキパンク女子では持ちえないような
何かこちらが見下ろされているような印象さえ受けてしまう
別格のジャズ・パンク性はさすがNY出身(だっけ?)故の貫禄と見識か
この辺りがデヴィッド・カニンガムの指向と合いコラボったのかなとも思える
レーベルが件のライトニング・レコーズなのも初期パンだけのレア感があってワクワクするが•••
価格は何故か不思議と安い(Discogs調べ)のがなんだかなぁ
(実際ほぼほぼ見た事無いのでかなりのレア盤だろうと思われ小生は昔ロンドンで見つけゲトー)
アルバム収録ヴァージョンはデヴィカニがかなりいじって
途中で変な転調てか繋ぎ合わせが起こるロング・ヴァージョンにミックスされている