ロック耳だと完全にジャズのアルバムだし
どっちかと云うとムード・ミュージックみたいに聴けるお気楽イージー・リスニング性の強いズージャなのに
何故かプログレ界ではレア・ジャズ・ロックの至宝として持ち上げられる?この盤
(あくまで個人的見解です)
. Atlantic Bridge – Atlantic Bridge(’70 Dawn 画像は’99年のGet back盤 これ1枚のみ)
やはり
前述Benと同じくちょい前のモード期のコルトレーンやマヌ・ディバンゴ辺りからの影響が感じられるものの
ベンよりもさらに前衛性は薄く
世界的な潮流だったクロスオーヴァーてノリも同時代的にはかなり遠慮気味
(有る事は有るし無い事は無い)
むしろ
マッカーサー・パークや2曲のザ・ビートルズ・ナムバーの甘々カバーが地方営業ドサ周り感マシマシとか
ま
この時代ジャズ屋がビーをカヴァーする事はまだ珍しかった説もあるらしいし
ジャズ畑から聴けば「こんなんジャズじゃねぇ」みたいな厳しいオサーンもいるやも知れぬが
まさかロック曲をカヴァーしたからジャズ・ロックなのだとか・・・
それマジで云ってんの?
みたいな
むぅ士郎
Bラスに姫〜るヴォーカル入りのソウルフルな小唄ナムバーがあるけど
これが最もジャズ・ロックかな
では
何故カンタベリー系で貼っているのか?
そして
何故プログレッシヴロック畑で(カルト)伝説の盤になりえたのか
そう!
ドラムスのマイク・トラヴィスが件のギルガメッシュ加入&ヒュー・ホッパー参加
YES!
レーベルがドーン=Pye Recordsのプログレッシヴ部門故でR
(アトランティック・レーベルではありません)
以上
おしまい