話がゴチャゴチャになりすぐるのと
もういい加減に早くヘルプ・ユアセルフの章から抜け出したかったので
オールスルージナイトで飛ばして進行したのだが
音源発表年的に言えばロック・アレンジ版『剣の舞=Sabre Dance』
つまり初期チェンバー・ロックの表選手は・・・
. 寺内タケシとバニーズ – レッツゴー運命(Let’s Go Classics)(’67 キング)
の方が1年早いので
こっちの方が讃えられるべきなのでわ?
てか
アルバム全編に渡りタイトルのベートーベン作『運命』他クラシックのエレキ・インストなワケで
チェンバー・ロック界=プログレの始祖と云えるのではないで唱歌
当時
海外でこれがどのくらい知られていたかわからないけれど
運命・・・じゃなくて 革命的な作品であり
さすがレスポールより速くエレキを発明した?先生と言え魔性か
高速で冥界通信のような高音がピヨヨ〜ンと弾かれる辺りなんかLes Paulとかなり近いぞ
また
クラシックとの融合だけじゃなく
無頼庵名より遙か昔のかねてよりトライされていた津軽じょんがら節のような
日本民謡要素(尺八とか)との融合も垣間見え
それがジミヘンと対等レベルの強いファズをくぐり抜けてレッツラゴンと攻めてくるワケで
当時最高のプログレッシヴロック体験じゃナイッスか
ただし
元がクラシック曲故か
はたまた根底にジャップの揉み手民謡体質が胡座をかいているせいか
ノリがロックンロールというより妙に生真面目な和風拍子になってるのが
欧米のバロックロックと同一地平で評価してよいものなのか微妙ではあるのよね
わかりやすく云えば所謂シティーポップがホントにブラコンなのか
はたまたプラスチックソウルどうかみたいな
(わかりにくいです)
んで
そんなA-6『剣の舞』は
A-5のクラシカルなアコースティック・ギターソロ『ショパンのノクターン 』とセットで聴くべきだろう
むぅ士郎
懸案の様式/スラッシュ等のメタルで多用されるこのパティーンの初出に近い例ではないかと想われ
全体に’60sを支配したサーフ・インストのマナーにズッポリ嵌まっており
デイヴ・エドマンズ師の’70sのトレンドを予兆させるハードロックなプレイと比べると
一時代古いノホホンとした印象は否めないが
当時それ自体が未知の魔術的技法だったエキサイティングなチョーキングを多用し
お前らやれんのかとばかりにテクを見せつけ
また
多彩な音色と指使いを使い分け散りばめられ
めくるめく間に気付けば一瞬のつむじ風のように演舞は終わってしまっていたという・・・
くわばらくわばら
鍵盤加わるのもDave Edmundsの”Sabre Dance”とは随分と印象が違うことしきり
そんな中!
解説を読むと・・・
「ハチャトゥリアン作の現代音楽で、ジャズ化されてビッグ・バンド・ジャズとしては好んで演奏されており〜」
え?
ポピュラー音楽化されんのわ特に斬新てワケじゃない??
そう思ってたのはロック耳だけ???
オレら井の中の蛙????
てかお前と一緒にすんな?????
てか現代音楽なの??????
これがホントの・・・はちゃ〜釣りやん なんつて〜〜〜
↑巧いオチのつもり
国内で大ヒットとなったといわれるこの歴史的名アルバムは
海外ではイスラエルとドイツでしかリリーッスされていないようで(Discogs調べ)
当然ラヴ・スカルプチュアに影響を与えた事は全く無いと思えるが
非常に日本的な精神性が表現されている作品なので
日ユ道祖論的には興味深いのでR