ジ・アートアタックスは

プログレッシヴロックはパンクロック

これぞ’77Punkのイメージに最も相応しいヤツラで

先述のように前述のスネークスと人脈的に関連性が深く

戦術的/音楽的にはSnakesにいたRobert Gotobedが結成メンバーであるワイヤーと近しい

近いと言ってもただ楽器が稚拙な故に結果的に似てしまったのかもしれない・・・

言うのもThe Art Attacksは醒めきった非音楽性を目指したWireよりも

もっとパンク運動に流行として単純に乗っていた感じもするからだ

※美大生はだいたい軽佻浮薄(小生も美大出身)

そう

彼らはArtと云う名前の通りイギリスのバンドにありがちな美大生が集まってバンドを組んだヤツらなのだ

ただ

逆に考えればそれ故に純粋に前衛や実験としての新しいロックを開拓していたのかもしれないが・・・

駄菓子菓子

Snakesは熟練したテクニックと音楽的知識が求められるパブ(R&B)だったのに

なぜここまで意識的/技術的に退行しえたのかは謎でR

一体どっち派なんだよ?

兎に角

日本語の情報なんて昔も今も殆ど無いバンドなので・・・すべてあくまで個人的推測です

 

.      The Art Attacks – I Am A Dalek(’77 Albatross 1st 7″ 写真はオリジナル)

 

アート・アタックスはシングル2枚だけしか残さなかったオブスキュアなバンドだが

最も重要な初期パンクのひとつかつ最も価値のある45sの1枚と言え魔性

他の有名パンクは何だかんだ言っても結構楽器が弾けたり

オールドウェイヴの名残やグラム好きの影響が垣間見れらてしまったりするけれど

彼らにはその辺はほぼほぼ感じられずあくまでミニマルで非商業的な音楽を

まるで赤ん坊のようなイノセントなマインドと技術で造っている印象が強い

定義上のパンクロックそのままのパンカーなのだ

※Dalek=憎悪しか感情を持たず殺戮が目的の凶暴な地球外生命体(外見はロボット)

 

コンピ『Streets(Beggars Banquet ’77)』に収録された『Arabs In ‘Arrads』の方が

より初期パンクっぽくてノリノリ

シンガーのEdwin PounceyとはこのStreetsコンピやラーカーズの『Freak Show』7″他のジャケ絵

またわSonic YouthやSunn O)))等のイメージを担当するSavage Pencilだ

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