てか
当時の界隈オールスターズを結集させたミッキー・ギャラガーによるプロデュース作
. Pearl Harbour – Don’t Follow Me, I’m Lost Too(’80 Warner Bros.)
パール・ハーバー女史も件の遣英使の一人と言えなくもないけれど
特に米国で偉大だったわけでもないし
英国に大きなインフルエンスをしたってワケでもないので困るのよね
かと言ってこのアルバム
本場アメリカ人がもたらしたかなりイケてる初期ネオロカ(まだエレベでも良い時代)の一つとして
割と意味深かったりもするんだが
むしろ
裏ジャケのテッヅコスでわかるように
逆にアメリカ人がイギリス独自のロカビリー熱にほだされ
ネオロカ勃興の気運に乗じて突っ込んで行ったって感じだろうな
The Clashが’79年に敢行した北米ツアーの名が『パールハーバー・ツアー』だったり
真珠湾が冨士山ママとか洒落や酔狂が偶然か必然かえろえろと上手い事重なってるのは凄いな
とにかく
ポール・シムノンとくっついて彼と愉快な仲間の輪の中でこの盤が作られたと言え魔性か
<ギター>
●ミック・ジョーンズ(略)
●スティーヴ・ニュー(リッチ・キッヅ/シド・ヴィシャス他)
●ナイジェル・ディクソン(ホワールウインヅ/ハヴァナ3AM)
●ウィルコ・ジョンソン(略)
<ドラムス>
●トッパー・ヒードゥン(略)
●スティーヴ・グールディン(ルーモア/ガーランド・ジェフリーズ/ギャング・オブ・フォー)
<ベース>
●ポール・シムノン(略)
・・・て
なんじゃこの豪華面子わ〜〜〜!
ヒモ(女)もええかげんに聖闘士星矢〜〜〜!!
ギャラクシアンエクスプロージョン〜〜〜!!!
(あくまで個人的見解です)
あと
鍵盤はミッキー本人じゃなくて彼と双璧をなすパブ界の大物ゲラント・ワトキンズ
ペダル・スティールはBJ・コール(大物だが何処にでも登場するので特に凄くない?)
んで
B-3はキルバーン&ザ・ハイローズ『Rough Kids』のカヴァーというオチでキマリだね
ちなみに
ザ・クラッシュの曲の内2曲はPaul Simononの代わりに
ザ・ブロックヘッヅのノーマン・ワット・ロイがベースを弾いているようで・・・す!