サイモン・ハウスの元サヤ

プログレッシヴロックはパンクロック

  High Tide – Sea Shanties(’69 Liberty)

Discogsにも記載の無い英再発で何故か盤は日本盤

Discogsにも記載の無い英再発で何故か盤は’70s末位の日本盤なんだが日本盤ってあったのかな?

Hawkwindを脱ワンパターン化させ

かなり普通にメジャーっぽいバンドに持ってきたテコ入れ人物Simon Houseだが

最初期のこの滅茶苦茶な暴れっぷりわどうだ

むっちゃアングラな不良じゃナイッスか!

サイモン・ハウスのあてどもない電化ヴァイオリンの波状攻撃で時空間が歪みまくる

超激ヘヴィーなサイケ・プログでドゥーム・メタラー辺りにも受けそうなヤツ

そんないかれたヴァイオリンに乗せて無名ながら偏執狂的速弾き(当時基準)かつ

イカしたメロのソロや後世に残る名リフなんか弾かないTony Hillのギターはワウペダルの応酬連合→

もはやノイズが塊となって延々垂れ流されて満潮状態で絡みあいおまんちょもHigh Tide

時折メサイア・マーコリン(Candlemass)を彷彿させるダルでドスの効いたヴォーカルが

地獄からの呪詛のようにアンニュイに咆吼するという誰にも似ていないパティーンのバンド

サイモンさん 

こんなカオスなアングラ沼からよく更正してボウイのバンドにまで行ったものよのぉ・・・

メンバーにアーサー・ブラウン関係者が多いのも定期

むぅ士郎

これはUKサイケ番長だ!

内袋(初回見開きジャケだと中面イラスト)
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