カ〜〜〜ン! ファイッ
. Khan – Space Shanty(’72 Deram UK初回”Featuring Steve Hillage”ステッカー)
記憶違いがあるかもしれんがこの人えろえろなグループを出たり入ったりで
元ユリアル(アザケル)で後にゴングに加入したスティーヴ・ヒレッジの1枚こっきりで解散したリーダー・グループ
他はアーサー・ブラウンとかタッキー・バザードとかの人
また
前述エッグのデイヴ・スチュアートはジャケにFeaturingとなってるけど
はてはて正式固定メンバーだったんだっけかな?はしこーし不明ながら
鍵盤担当で印象的な演奏を残している
結成初期にはピップ・パイルがドラムスの担当だった
饒舌かつ変幻自在なヒレッジのギターがブルージーに走りがちなせいか
カンタベリーというより普通にブラック・サバス寄りの王道プログレハードって感じでとてもオレ好み
※初期Blach Sabbathはジャズロック 特にビル・ワードのドラムス(あくまで個人的見解です)
ただし
ヴォーカルはベーシストのデイヴ・グリーンウッドとスティーヴ・ヒレッジの二枚看板で
(多分)グリーンウッドの時はB級ハードっぽいありがちさがあるけれど
ヒレッジのちょっと鼻にかかった浮遊感のある歌唱がふわ〜っとリリカルなので
スチュアートの型に嵌まらないフリーキーなプレイと併せて
所謂ハードロックの派生系てパティーンに寄ってしまう事は避けられている
(どっちなんだよ)
ドラムスのエリック・ピーチーは無名ながら堅実なジャズ系ビートをステディーに叩き出しており
「こんな巧い人が埋もれているもんなのか」とこの業界の底の広さが恐ろしい