クラーク・ケント(仮)のアルバムは

プログレッシヴロックはパンクロック

シングル音源をまとめたヤツが’80年になってやっと編纂され日本発売もされたわけだが•••

 

.      Klark Kent – Klark Kent(I.R.S. / Krypton / A&M これ一枚ぽっきり)

 

二つの問題点があった

一つは海外では小粋でNEWちっくな10″のGreen盤だったのに邦盤は通常サイズの12″に改悪

おそらく流通上そうせねばならなかったんだろうがバカジャネェノー

ただし•••

追い目があったのかKの字状の特殊カッタウェイを施した変態ジャケに改良

また収録時間が増えた分海外盤には入っていない曲が2曲もIN!とサービスサービス

流石当時新進気鋭で気合いの入っていたアルファだけあるふぁ

 

ただし•••

謎なのはアーチスト名が

Klark Kent→Klerk Kant(クラーク・カント)と謎の変更になっている事

おいおい肝心な名前(デザインも)を日本盤だけ変えちゃうとか正気か?

この先クラーク・ケントがビッグネームになってアルバム量産した時の事考えてんのかと禿しく問いただしたい

あるサイトによれば「DCコミックス(スーパーマン)からの提訴を案じてではないか」とか推測してあったが

アメリカでクラーク・ケントで通ってるのにそんなアホな自主規制すんなやみたいな

 

ただし•••

邦題が『ミステリアス・デビュー』となっているのに準じて

ライナーも徹底して彼がスチュアート・コープランドである事を隠蔽していて

何の意味もない偽情報が書き連ねてあるのが面白い

(すでに正体バレバレであるにもかかわらず)

微妙にスチュアートの無国籍な出自をうっすらとなぞってはいるんだよな

あと•••

前に「スチュアートはザ・ポリスでは出来ない音楽的振り幅をクラーク・ケント名で披露した」

みたな事を書いたが•••

通して聴くとザ・ポリスではないどころか一人っきりにもぁぁわらず非常にポリスっぽいのに驚く事しきり

レゲエ(カリビアン)っぽい曲調からは逃れられなかったんだなぁというのもあるが

やっぱスチュアートのドラムによる隙間を生かした心地よい硬質なタイム感こそが

ザ・ポリスの本質/要だったんだなぁと思ふ事しばし

(インストが多いのでヴォーカルの違いはさほど重要ではない?)

 

あと•••

昨日「”Office Talk”で話声を入れるのはスロッビン・グリッスルからの影響か」みたな事を書いたが•••

B-4”Office Girls”ではレジスターの「チーン」て音をパーカッションとして挿入しており

話声&チーンと云えば•••

ピンク・フロイドの『ダークサイド・オブ・ザ・ムーン/マネー』じゃナイッスか!

しまった〜〜〜

やっぱThe PoliceはPunk/NWを偽装したプログレ・バンド

リスペクトするのわあっち側だったんだーーーーグヌヌヌn

(あくまで個人的結論です またピンクがプログレなのかという基本的な問いは棚上げする)

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