ウィルコ・ジョンスンと先鋭的(プログレッシヴ)なNWとの関係

プログレッシヴロックはパンクロック

前述セリア&ザ・ミューテイションでウィルコとバンド・メイトだったストラングラーズは

アルバムを重ねる毎に重いハンマービートを強調するような

ジャーマン・ロック的な方向性に進んで行ったワケだが

中でもジャン・ジャック・バーネルのソロは格段にエレクトロで内省的な音像を持っていた

 

.      J.J. Burnel – Euroman Cometh(’79 United Artits)

 

まさに「パンクロックはプログレッシヴロック」を象徴するようなアルバムすなぁ

この時期になると最早未だに3コードのパンクを演っているのは時代遅れのアホって風潮になっており

中でもこのお経みたいなソロ作は異質でパンクもここまで来たかと思わせた問題作だった

ジャケからも最先端のインダストリアルの波を先導する未来的かつ思索的なレコであり

「ストラングラーズが案外パブロックと近しい性質を持っていたのかも」

なぞと先述していたお前って・・・バカジャネェノ~とお思いのゴキ兄・・・

甘い!

甘酢ぐる!!

そう!!!

当時のクレジットでは無記載ながらも

A-4『Euromess』とB-4『Pretty Face』に件のハーモニカ原人ルー・ルイスが参加していたのだ

YES!

点と点が繋がって線になって目が点になった〜〜〜

 

むぅ士郎

あんな強面でつっぱらかってる割には・・・やっぱパブ寄りだったジャン

ただし

特に”Euromess”なんかそう言われないとどこがルー・ルイスやねんてか

その音がハモニカかどうかも不明なただの効果音みたいな何じゃこれな扱いなんだけどね

※だからノン・クレジットだったのかな

彼は最初のバンドEddie & the Hot Rodsがパンクに向かったのを嫌って脱退した程

音楽に純粋な人なのだ(泥棒だけど)

基本的にはジャンが一人でシンセとベースで造った音みたいだけど

ギターにブライアン・ジェームス(ダムド)

チェルシーやドローンズのドラム

あとトライアンフ?の排気音がスポット参戦している

 

 

同年のストラングラーズの先鋭的な3rd『Black & White』の初回に付いてきたオマケ7″でも

Lew Lewisはハモニカでクレジットされてるお友達なんだけどな

US盤(A&M)にはおまけシングル無し ”Curfew”は7/4拍子

 

<ついでのミニミニメモ>

Lew Lewisのバンド=His Band(Reformerじゃなくて)は

Dr.フィールグッドのリー・ブリローとスパルコがメンバー(あとレジェンドの太鼓)

ツイン・リード・ブルーズ・ハープのバンドって珍しいよな

ブート

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