イアン・マシューズの2nd

プログレッシヴロックはパンクロック

 

.       Ian Matthews – Tigers Will Survive(’72 Vertigo)

 

イイカンジでブリティッ種(トラッド)とアメリ圏(フォーキー/カントリー)が融合した和みワールドを展開

両者が非常に深いトコロで混じり合い

一見(聴)フォークロックと言えども先進性を標榜するヴァーティゴ・レーベルに相応しい

尖った音楽性に挑戦しているじゃナイッスか

B-4でのクリスタルズ(フィル・スペクターのプロデュース)『Da Doo Ron Ron』のカヴァーは

日本のデイヴ・エドマンズ師こと大瀧詠一師匠の元ネタと同じだが

やはりイアン・マシューズがパブロック圏に近接しており同じ夢を見ていたのがわかろうもん

これはバンド陣のその後の経歴を見ても明らかで

ベースのBruce Thomasは勿論Elvis Costelloのアトラクションズやクイヴァーやムーンライダー

ギターのCal BatcheloとTim Renwickもクイヴァー

ドラムスのTimi DonaldはブルーでJohn Wilsonはクイヴァーとコチーズ

ピアノのan Whitmanはマイティー・ベイベと

Quiverを中心にパブの礎となったUKフォークロック職人達が大集合している

見開き内免を良く見ると・・・不鮮明な1stとは違いこっちこそネコジャケでもありイヌジャケでもあった!

当ブログではVertigo/Virgin/Neon/Harvestの各レーベルのレコを見たら

無条件でそれわプログレでしょとの疑いを持ち

同時にジャケがピラミッド/オカルト神秘主義であればそれは決定事項とされるワケだが・・・

イアン・マシューズの最初のレコーディング・バンド?の名は

ななんと・・・

ザ・ピラミッドなのだキタ~~~~!

むぅ士郎

点と点が繋がって線になり目が点になった〜〜〜!!

(なっていません)

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