ライコは偉い子
またもやこのスッドレ禁断のCD音源ながら・・・これを聴けてよかったー
Devo – Live: The Mongoloid Years(’92 Rykodisc)
初期ディヴォ
’75 ’76 ’77年の各所でのライヴを収録
メジャー・デビュー後の洗練/整理されたライヴとは異なり
わけのわからない原始的で呪術的でテクノかつ肉体的なパワーが絞り出されているようなライヴ
普通の人達(アメリカ人)は全く踊れないが・・・・だがそれがイイ!
駄菓子菓子
単純に古い年代の方が良いのかと言われるとそうでもなく
’77年のNYマクシズ・カンサスシティーのライヴが秀逸だ
やはり’76年に加入したドラマーの
“Godspeed Human Metronome”アラン・メイヤーズが加入してノリまくっているのが大きい
いや
「ノリまくる」という生物的な表現が当たらないのが彼のプレイの本質なのだが
確かジャズ畑の出身というのどっかで読んだ事はあるけど
強烈に機械的な怒濤のシンコペートで爆走し急に破談するような縦ノリのビート感は
全くジャズのそれとは異なえう別物の元祖ヘヴィー・インダストリアルなタイム感だ
テクノポップ性の追求故にエレクトロニクス・ビート(進化)に役割を奪われ脱退した
ロック史上最強の人力ドラマー
そう!
今人々はAI(ロボット)によってその職を次々と絶賛奪われちうなワケだが
YES!
例えばある種のジャンルの絵師だってもうAI絵師にはかなわなくなって失職してしまう時代になるのだ
あぁ
何というアイロニー
これぞまさにDevolution(退化)じゃナイッスか!