想いを抱きつつ
これは歴史的な事件だぞとの予感でぜひ目撃せねばと
ジェームス・ブラッド・ウルマーの初来日に押っ取り刀でブラッと出掛けたワケだが・・・
当たり前の事だがこの人本格Jazzの人なのよね
なので桑田K介も駆けつけたと言われる会場のお客さんも結構落ち着いた感じのオサーンだし
席に座ってゆったりかまえて聴くてのも妙な気もするし・・・
こーゆーのわこんなもんなんですか?みたいな
んで
開演でウワ〜〜ヒャホホーイパチパチパチパチパチ〜〜!!!!とむっちゃ盛り上がったんだが
進むにつれ何故かだんだん会場「アレ?」みたいなふいんきが流れ→歓声拍手も下火になり
知ってる曲も演らないしジャズのコンサートってこうなのかなとも思ひつつ
当方ジャズなんてドシロウトなワケで「???(←もちまるではありません)」となっているうちに
登場時のアゲアゲは何だったんだ状態で終了した記憶あります
(40年前だしほぼほぼ覚えてないあくまで個人的感想です)
James Blood Ulmer – Black Rock(’82 CBS)
4枚目
タイトルはロックなんだけど
前述ラフ・トレードからの2枚目よりはるかにジャズ寄りにまとまっているし音も洗練されており
ジャケは頑張ってPunk Jazzを表現している力作だけれどももはやパンクっぽさはここには見当たらない
強いていえば’80年代に蘇ったJimi Hedrix的なサムスィングなんだろうけど
例えば完全にジャズ”用語”で語られるライナーノーツもこの音楽の核心に触れているとも思えず
要はレコード会社もこれがどこの棚に放り込まれるのか扱いあぐねていたんだなぁと思う事しばし
ま
ジャズから見ればどう見てもロックサイドなんだろうけど
(いやこれわプログレだろ)
ちなみにドラマーは2nd同様Ronald Shannon JacksonとCalvin Westonの二頭体制
Calvin Westonは後に前述ラウンジ・リザースでも叩いています
むぅ士郎
やっぱりヴォーカル入りの曲の方がグッと来るのはオレがドシロウトだからで唱歌