ちょっと

プログレッシヴロックはパンクロック

ロック度が増した2nd

 

.       Spirogyra – Old Boot Wine(’72 B&C / Peg 2nd 画像は’94年Si-Wan盤)

 

A-1からジャムの『デヴィッド・ワッツ』みたいな軽快なロケンローで始まり

フィメール・ヴォイスも二人分聞こえるが・・・これは一人二重唱で唱歌

そんな調子で1stよりも全体的にバーバラ・ガスキンの比重が高まっている

音もぶ厚くなり鍵盤がフィーチュアされたヘヴィー・ロック的なナンバーもある

なのでこの盤もフェアポートのデ一ヴ・マタックスが大活躍

そのかわり1stで目立ったヴァイオリンがかなり後退てかむっちゃ出番無しで

弾いててもアシッド臭は薄くなってしまった

B-2『Don’t Let It Get You』はザ・ビートルズとザ・ウェイト(The Band)症候群・・・

いやもっと正確し云えばI Shall Be Released症候群を掛け合わせたような

マンドリンがフィーチュされた謎の日だまりスワンプ・・・て事は

そう 妙にブリンズレイ・シュヲーツっぽいパブ・ナンバーなんですね

パブロックのアルバムやバンド名には酒や食べ物のタイトルが多いが

このアルバムも法則発動と云わざるをえないすなぁ

 

フォーク系のPeg LabelはPegasus Labelの別名で’71〜’72年の短期間だけ存在したというが

前述ナザレスの1stも若干畑違いの感じながらそこからのリリーッスに含まれている事から

デイヴ・スチュアートがゲストで呼ばれたヒントが隠されているだろう

(あくまで個人的推測です)

 

同時に3rd(最終作)もSi-WanからLPでリリーッスされているんだが・・・1度も見た事が無い

当たり前だがSi-Wan盤のライナーはハングル

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