ちょ

プログレッシヴロックはパンクロック

マセロ

そんな中!

Teo Maceroプロデュース(仮定)の偽レコジャケを描いたった 

 

     Sylvia & risa kerr – Dr the pepper(2023 Slang)

左:Sylvia 右:Risa

2000-2001年頃にドクターペッパーのキャラクター缶の仕事をしたんだが

当時は今ほどDPが売られていない絶滅危惧種状態で

自分で手を挙げてゲトーした(競合無し)仕事だったので

かなり趣味趣味ワールド全開でアート・ディレクションからイラストまで自由にやらせてもらっていた

なので

勝手にキャラの家系図や音楽的背景(設定は音楽家ファミリー)も

好き勝手に作り込んで遊んでいたワケだが・・・

20年の時を経て念願のオリジナル・レコジャケ化が実現!

 

というのも

先日何故か世田谷のギャラリー・カフェ様から個展の依頼をいただき

普段の展示会はクルマ(VW)関連の作品展示ばかりなので

(コロナ前は1年に10回以上やっていた)

今回わ趣向を変えて小生が勝手に全知全能心血を注いでいるトコロの・・・

フェイク・レコジャケ・シリーッズでGO〜〜〜

(詳細はOiOiハピョー)

 

て事で

さっき無理矢理この新作を捏造したワケよ

んで

元ネタはアフロ・まりもヘアー満載ブラックパワー全開であるトコロの・・・

マイルス・デイヴィスの『オン・ザ・コーナー(’72 CBS 写真は’89年BGOの再発)』

この盤ってジャズとファンクと東南アジア的なスピリチュアル性が融合した

Jazz上の転換点的と言い魔性か最重要盤みたいなイメージがあるけど

’80年代後半までわ大して再発なんてされてなかったし

その後から近年までの再発は実は日本盤がむっちゃ多い

なんか毎年再発されてるみたいな時期もあったりして

要は

クラブ・カルチャー以前のマジなジャズ史的には

マイルスの歴史の中でもおミソで変な盤として

チラ〜っとチラ裏程度に端によせられて異端じゃまいかと

(あくまで個人的見解です)

 

んで

件のテオ・マセーロならでわの仕事てのを感じるのは

バンドは延々とダラだr・・・じゃなくて フリーにセッションしていたテープを

上手に切り取ってつなぎ合わせて破綻の無い一本にまとめたんだろうな・・・って思わせる点

特に際立ったテーマもメリハリのある曲展開も無く

赤道上の密林の彼方から聴こえて来るような

プリミティヴな打楽器と鳥や動物達の鳴き声のやうな管や鍵盤のさえずり合いが

ライヴ状態でとりとめもなく続くのだが

実際はもっと混沌としたカオスが投げ出されていたんだろうなー みたいな

 

じゃあ

「それならライヴのまんまでいいじゃね」なぞとお思いのゴキ兄

鋭い!

鋭すぐる!!

これはあまり知られていない盤だが・・・

“On The Corner”には兄弟アルバムがあるキリッ

2LPのライヴ・アルバム 『Miles Davis – In Concert』がそれだ

そう!

このアルバムは内容的には”On The Corner”とほぼほぼ同じフィールで録音テープはカット無し

YES!

勿論ジャケのイラストから兄弟アルバムである事が明白なワケだけれども

こっちは発売された’73年以来一度も再発された事が無い不遇の扱いなのだった

むぅ士郎

“On The Corner”が日本で持ち上げられる特殊性がわかろうもん

(長いのでつずく)

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