だんだんと暖かくなってきて

プログレッシヴロックはパンクロック

今日の午後なんか汗ばんだりして

これがホントの・・・昼だ煮えるゼ なんつて〜〜〜

 

.     Phil Daniels + The Cross – Same(’80 RCA これ1枚だけ)

 

フィル・ダニエル以外のメンバーはこの後消息不明(調査ちう)

フィル・ダニエルはThe Who原作のモッヅ映画『さらば青春の光』で主人公を演じた俳優だが

この後ブラーなんかともコラボるミュージシャンでもあったのだ

ただしクロスの音楽性がネオモッド的かと云うと全くそんな事わ無くて

ここではフォーキーなパンクとして分類しているが

実はフォークと云うわけでも無いしパンクでも無くレゲエ(スカ)っぽい曲が多かったりもする

(何だお前)

ただ

楽器はエレキがメインなんだが妙にアコースティックな印象が強いし

一応バンド形式ながらフィルありきのシンガーソングライター的な感じがするのよね

そう

丁度’60s末〜’70s初頭のザ・キンクス(レイ・デイヴィス)が

英国独自のフォーク・ソングだったみたいなとでも言いま唱歌

そんな

むっちゃ場末のロンドンな感じをジョニー・ロットンぽいコックニーな巻き舌で語るように唄ってるという

かなり独自でどの棚に置けば落ち着くか不明なユニークな良盤である

Bラスなんかちょっとクリムゾン的な終末感漂うジャズロックっぽいふいんきもありますし

なので

どうやって日本盤を売ればいいのかレコード会社も困っている感じがあって

全く音楽について書かれておらずひたすら「ロンドンかっちょE」を並べるみたいな

ファッション・リーダー?に書かれた奇妙な解説ライナーが存在したりする

オレ的にわ

手垢のついたさらば青春の光=Neo Mods=モッヅ・パーカーのイージーなイメージに対して

同じミリタリー物でも新規にフライト・ジャケットのMA-1を打ち出して来たトコロが斬新だったかな

(’80年以前にはMA-1はまだ流行っておらずちょっと後にザ・メテオスが着ていたのが印象的だったくらいだ)

 

 

え?

「全く音楽について書かれていない〜」て・・・

それオレの事だって??

す すいませんすいません

 

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