Martin Stoneがマイティー・ベイビーの後に作ったバンドが
レッチリ じゃなくて・・・
Chilli Willi And The Red Hot Peppers – Kings Of The Robot Rhythm
(’72 Revelation Enterprises Ltd. 1st)
Revelation Enterprises Ltd.はまさにこの章の基盤たる
『Glastonbury Fayre』コンピのリリーッス元で全3枚しか発売していないレーベル
アー写だと5人位写ってるけど元々はマーティンとPhilip Charles Lithman(スネークフィンガー)のデュオ
この1stは500枚刷って100枚程度しか売れなかったというものらしい(写真は勿論オリジ)
どこでどうなってこんなトコロまで流れ着いたのやら
三大ブルーズみたいな主流ロックなヤツはすっかり面影も無くなり
オールド・タイムと言いま唱歌
ブルーグラス/マウンテン・ミュージック/ラグ/カントリー・ブルーズetc…が次々と繰り出される
英国版米国いなたい考古学的音楽集になっていますね
(ただし殆どがオリジナル曲)
UKにスキッフルみたいな伝統はあったとしてもここまで埃臭いのは他に無いのでは
小生
スネークフィンガーがB-C級UKミュージシャンによくある
米国からのトライ人/遣英使→インフルエンサーの類の一人と信じ込んでいたのですが
実は生まれは英国でフリスコに渡ってからロンドンに帰ってきてまた米国に戻ったりみたいな人らしい
ここで聴かれる米国辺境骨董音楽はスティール・ギターやウクレレからフィドルやドブロまで
何でも弾きこなす彼が持ち込んだ趣味趣味ワールド世界と思われ
要は・・・
全然ロボット・リズムじゃねぇ!
その反面シンセやメロトロンも演ってる(これもロボット・リズムとは言い難い)という万能感
ま
メロトロン入りなんでこんな古色蒼然なアルバムでもプログレッシヴロックなんですキリッ
ピアノ/ベース/ドラムスはブリンズレイ・シュウォーツのメンバーがバックアップ
(ただしブリンズレイ・シュウォーツはいない←これがややこしい)
またジャケはバーニー・バブルス 名前はレッドホットなので
悪かろうはずもないか超激わゆす愛されアルバムなのでした