ウェールズ・ロッカー人脈の源流的バンドが・・・
. Man – Revelation(’69 Pye 1st 画像は’00のGet Back再発盤)
このバンド
プログレなのにパブロックでもあり元祖ジャムバンドでもあるという
どの棚にぶっ込めばよいのか非常に困るどっちつかずなヤツラなので
小生もう10数年このブログやってんのに今まで一回も近くまで来れずに貼った事が無かったんだが
まさに『プログレッシヴロックはパンクロック』の為にあるような存在と言えま唱歌
おまけに
メンバーの出入り(一人のメンバーが出たり入ったりを繰り返す)が禿し杉る上に
割とUKでは人気があったりしてアルバムのリリーッス量も多く
さらに
音楽性の振り幅が中途半端に多くて掴み所が無い事この上なし
故に?
日本では全く人気も知名度も無くエサ箱で見かける事も殆ど無いという希少種
さらにさらに
バンド名が一般名詞過ぎて情報の検索に難あり酢具るのよね
要は・・・
通好みロックじゃナイッスか!
(もうテーマ名をこっちに変えたい)
この1stは当時のUKにありがちな英国独自の歌謡曲的センスが目立つフリーク・ビート(GS)色が薄く
割とアメリカの”本場”のセンスでまとめ上げられた幻惑のヘヴィーサイケが漂う盤
ただし各曲調はそれぞれ雑多で
例えばA-6『Erotica』では歌詞が全編18禁の喘ぎ声だったり
最初と最後にアポロ月ロケット発射時の実況音をSEに入れ込むような映画音楽性と
クラシック曲を引用/もじったシンフォロックの原型が混在し
バンドの全体像は掴みにくい事はなはだしい
(つずく)