昨日「インダストリアル的な無限反復ナンバー”For The Love Of Money”〜」と書いた曲と
もう一曲”I Tried To Live Alone”でのサイケデリックなヘヴィーなギターソロを弾いていたのが
『黒いレッド.ツェッペリン』ことVernon Reidリヴィング・カラーの・・・ヴァーノン・リード
Living Colour – Vivid(’88 Epic)
リーダーのVernon Reidは元々ジェイムス・ブラッド・ウルマーのデビュー時のドラマー
ロナルド・シャノン・ジャクソンのバンド”&The Decording Society”のメンバーだった
かつ
Defunkt(確かFishboneも?)等も関与していた『Black Rock Coalition(黒人ロック連合)』の中心人物
BRCとは簡単に言うと「黒人がダンス音楽ばっかやってると思ったら大間違いだZ」という主義主張
(あくまで個人的見解です)
故に
Living Colourがあえてヘヴィー・メタルの音像を使ってデビューし歌詞においても黒人性を強調
そこまで狙いすましてチャート上でも大成功したのは凄い事だ
ただし
その数年前でのRonald Shannon JacksonやDefunktでは
非常に黒人的なファンキー・ジャズ/ジャズ・ファンク/ダンス・ナムバーをこなしているのも面白い
そこを経由しての「黒人がメタルをやっておかしいか あ?」みたいな境地に至った・・・
いや
そこを経由した者以外には言わせないという事なんだろうな
とは言うものの
引き合いに出されるLed Zeppelinにしたって特に後期なんて
やってる事はファンク・バンドみたいな曲も多かったワケで
よく考えればそんな突飛な事とも言えないじゃん?
だいたい『無限反復ナンバー』だってそれこそ黒人音楽の特性じゃまいか
逆に『白いリヴィング・カラー』探してこいや〜
(いや 当時はぜいいん黒人でHR/HMをやるなんて驚異的な事象だった)
兎に角
古いもの(ハード・ロック)を否定したのがパンクなのに
パンク・ジャズの中からブラック・ハード・ロック→ヘヴィー・メタル
(ハードロックが基本とする黒人性から乖離したロック)が生まれ(ry
パパもう何が何だかわからないよ
だがそれがイイ
※リヴィング・カラーの紹介記事でデファンクトの名前も出て来なかったBURRN!誌は犯罪的