そんなに深い関係では・・・

プログレッシヴロックはパンクロック

無ザレス

 

.     Nazareth – Same(’71 Pegasus / Mooncrest 1st)

 

デイヴ・スチュアートは自身のバンド仕事もたいした量ではないけど

実力の割には他バンドへの客演もむっちゃ少なくて

’70年にEggの2作で演奏した次にレコーディングしたのがこのナザレスの1st

その次が’74年のKhanで一つおいてHatfieldd And The North(’74)と

レコは全然売れなかったって云うし・・・食えてんのか〜〜みたいな

 

前述ナザレスは(’14年にうp)ヴォーカルのダン・マッカファーティーが

アクセル・ローズに影響を与えた事のみで有名なスコットランドの老舗バンドだが・・・

実はむっちゃカッチョE世界のチャートでも成功した実力派5大B級UKハードの小結なのだ

駄菓子菓子

意識高めの彼がそんな土着ハードロックの土俵に何故?

プログレッシヴロックはハードロックかよ??

(いや意外でもなんでもない)

バイトだろう

 

んで

A-4のハーモニウムとA-5のオルガンを担当

A-5のミドル・テンポのヘヴィーロッカー『Red Light Lady (Part 1 & 2)』でのプレイは

誰が弾いても同じような感じの音厚めにする伴奏ってレベルだけど

スローなフォーキーにしてくれってA-4『I Had A Dream』は

細く素朴でくぐもったヴォーカルを看板のマッカファーティーではなく

あえてベーシストのピート・アグニューが担当

そんな優しくうっすら悲さを呼ぶような情感が一連のカンタベリー風味を連想させ

ハーモニウムの郷愁をそそる音色と相まって・・・

むぅ士郎

ここにスチュアートが起用された理由がよくわかろうもん

(あくまで個人的推測です)

 

ところで

B-2『Country Girl』は典型的なザ・ウェイト(The Band)症候群のスワンプ・ロッカーで

やっぱりというかキタコレというかどこでもゲストの件のペダル・スティール師BJコールが参加しているワケだが・・・

英フォーキー・スワンプ・パブの横綱ブリンズレイ・シュォーツによる同名異曲

『Country Girl』が入ってる『Despite It All(’70年』でもBJコールがペダルってるんですなぁ

(UKにペダラーはB.J. Coleしかいないのかよっ←10回目)

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