シングル盤オンリーのバンドThe Actionには未発表アルバムのデモテープがあった野田
The Action – Rolled Gold(’97 Dig The Fuzz)
※ほぼほぼ同曲目の別タイトル『Brain (The Lost Recordings 1967/68)』があるが
録音が同じかテイク違いなのかどうか等は不明
R&Bのカヴァーバンドからは完全に脱皮して総てオリジナル曲で攻めて来たー
他の同様バンドと同じく基本ビートルズの踏んだ轍上のUKサイケポップなんだが
曲のオリジナリティ度は高くメロディも独創性もあり
アレンジもよく練られていてデモテープとは思えないレベルの完成度がある
あくまで個人的見解だがサンダークラップ・ニューマンがこのふいんきを引き継いだ感がある
んで
この項の主マーチン・ストーンはドラッグで崩壊寸前になったバンドのテコ入れ要員なので
この録音辺りで加入した模様でヘヴィーなプログレッシヴ・ブルーズを聞かせてくれるが
その分強烈にフリーキーなギターワークは所謂サイケポップ/フリーク・ビートから逸脱してしまう程だ
プロデューサーは」ジョージ・マーチンマネージメントはブライアン・エプスタイン(確認中)という
強力な布陣で臨んだまさに万華鏡のごとき時代の鏡となる名盤になるはずだった素晴らしいアルバムが
えろえろな理由でリアルタイムにリリーッスされなかったのが惜しまれる