かなり飛ばして

プログレッシヴロックはパンクロック

7thアルバム

あんた 背中が透けてるゼ

 

.       CAravam – Cunning Stunts(’75 Decca / London 邦題;ロッキン・コンチェルト)

 

昨日貼った4thとの間に何があったんたロカ

ゴチャゴチャしたメンバー交替ゲスト参加とかもう覚えられないんで(血縁関係が多いのも難)スルーだけど

特にA面に関してだけどむっちゃポップで小ぢんまりな普通のバンドになっちゃっとるがな

’75年だから大仰にプログレってる場合でもなかったんだろうけど

A-2『Stuck In A Hole』なんかカウベルで始まってタム連打って

それグランド・ファンク・レイルロードの『American Band』じゃねーか

曲も太陽輝くアメリ圏寄りのノリノリロケンローだし

もう薄曇りのUK(夕景)を醸しだすカンタベリー系とか瓦解してるな

そういやスチュアート・ガスキンもGFRがカヴァーした『Locomotion』で当てようとしてたし

実はカンタベリーはGFRが大好物だったりして

これはホントの・・・アメリカン食べりー なんつて〜〜〜

続く感動的なほっこりスロー・バラードA-3『Lover』は・・・

ズバリ

ジョン・レノンの『Mother』あたりを狙ったヒューマン派ゲトーな線でしょ

でしょでしょ

(あくまで個人的詮索です)

そうそうアメリ圏寄りと云えば

A-6のグルーヴィーなセミ・ファンクなんかスティーリー・ダンからの影響でかいと見た

UKプログ(モダ〜ン・ポップ)の中の少なくは無い一派は’70s中期から

Steely Danの影響がマシマシなバンド群として収束してゆくのよね

俺達は(独りです)これらを『スティーリー団』と呼んでいます

 

全B面を6パートに分けて奏られた邦題にもある『ロッキン・コンチェルト』部分は

いかにもプログレッシヴロックかつスティーリー団的かつファンキーな大作で

これはこれで文句無いんだが

カオスの後の〆は何故かお茶目に一分程度のブルー・グラス小唄で

アメリカ指向アルバムの完結編と纏めに入り

むぅ士郎彼らこっちも演れるんだ?と感心する事しきり

(演れるに決まってろうもん ナメんなや)

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