リリーッス順ではなくネタ(ストーリー)重視です
. Chris Spedding – The Only Lick I Know(’72 Harvest)
ソロ3枚目
1stは日本発売のみだし2ndと3rdも日本と英国だけの発売と
何故か妙に当時の日本はクリス推しだったみたいなのは何でなんだぜ
もうジャズロックやプログレなんて飽きちゃったよとばかりに
のんびり緩めの曲やカントリーやR&Bなんかのカヴァーを集めて
アホっぽく楽しいポップなジャケでイヤー・キャンディ(アイではなく)を狙ったって感じで唱歌
ただし
よく見るとストリートウォーカーズとそっくりネタだったりしって
名うてのギタリストのソロだってのにもの凄くテクニカルで気合いの入ったソロもありませんし
だいたい
よくアラン・ホールズワースと比較される割にはスーパーテク派って感じの職人でも無いってのがありますけど
ビッグ・ネームとのセッションで有名なギタリストのソロ(スリックとかミック・ロンソンとか)にありがちな
どうにも焦点の合わないとりとめのない散漫な感じが漲っていますな
だがそれがイイ!
ホントこの人何を考えているんですかね
ドラムス(ローリー・アラン他)以外はプロデュースまで主に自分自身で担当
かわいらしい声のコーラスは前述リンダ・ルイス