よーし
やっと話を真カンタベリー系にもどしてきたZ
スティーヴ・ヒレッジはゴング加入やソロ活動の前に本格ジャズ・ロック・バンドをやっていた
. Khan – Space Shanty(’72 Deram 1枚だけ 画像はオリジナル盤)
ユリエル時代からの盟友デイヴ・スチュアート(Key)や
Crazy World Of Arthur Brownのベースをニック・グリーンウッド等を擁す
硬質かつヘヴィー&抒情性豊かでカンタベリー系プログレッ支部ど真ん中のヤツで
廃棄されたような宇宙ステーション(反ユートピアなヴィジョン)が描かれたジャケも含めて
むっちゃカッコイイ
変拍子も交えたキング・クリムゾンのような本格プログレ展開もあるし
急にくぐもったフォーキーなパートで落としてくる技もあり飽きさせない
お約束のメロトロン演奏も抑えた上でのテーマは宇宙
無論デイヴの鍵盤は常に強度に歪んだ音像をキープし精神世界の抑圧を表現し
川本真琴の『ピカピカ』でのハープのリフをテーマとしてパクる事にも余念がないない
(あくまで個人的感想です)
スティーヴのギターはソロ期のようなスペースロック的な大雑把で夢見がちなヤツではなく
ちゃんとジャズのメソッドに準じテクニカルに泣かせて弾いている等々と•••
プログのロイヤルストレートフラッシュでこれがダメなヤツはいないだろうな
全ロックファン必聴盤だ!←
小生的にはかっちりとしたヘヴィーなドラムのおかずパティーンとユニゾった
プログ・メタル的展開になるトコロが刺さるのよね
これであと2〜3枚作ってくれていれば•••